目元口元は乾燥するのに額辺りがベタベタする…
季節ごとに肌質が変わってる気がする…
Tゾーンの脂っぽい部分とUゾーンの乾燥する部分が混在してる混合肌は、日本人女性の多くにいると言われています。
部分的に肌質が違うと、使う化粧品やスキンケアの方法にも迷いますよね。
今回は、混合肌の原因とお手入れのコツ等をご紹介したいと思います。
次の内容になります
ベタつき+カサつきが気になる混合肌とは?

混合肌とは顔の部分によってかさつきとベタつきの差が激しい肌を混合肌と言いますが、どのような仕組みで特徴があるのでしょうか。
混合肌の特徴と肌の仕組み

肌質は、肌の水分量と皮脂量で以下のタイプに分類されます。
- 普通肌…水分と皮脂の量のバランスが良い肌質
- 乾燥肌…水分・油分共に量が少なく、カサカサする肌質
- 脂性肌…水分・油分共に量が多く、テカリやベタつきがある肌質
- 乾燥性脂性肌…水分が少なく油分量が多いため、ベタつきはあるのに突っ張りがある肌質
この4つの肌質に含まれない混合肌は、顔のパーツごとにこれらの肌質が混在しているお肌の事を言います。
◆混合肌の状態をチェック
混合肌の基本的な特徴は以下の状態です。
- 皮脂線が発達したTゾーンは皮脂分泌が多くテカリがある脂性肌
- Uゾーンは皮脂分泌が少なくカサつきやすい乾燥肌
混合肌のほとんどの状態が上記チェックポイントにあたりますが、一口に混合肌と言っても、実際は脂性肌か乾燥肌のどちらかに傾いているものです。
その判断基準は「頬」!頬が脂性肌なのか、乾燥肌なのかチェックする事でどちら寄りの混合肌なのか見分ける事が出来ます。
Q&A:結局、混合肌はどうやってスキンケアすべきなの?

先述したように、混合肌とは乾燥肌と脂性肌が混在した肌の状態ですが、実はいくつかの種類があります。
- 脂性肌+普通肌…Tゾーン等皮脂量が多い部分のテカリがあるが他の部分にはさほどカサつきやベタつきを感じない肌
- 脂性肌+乾燥肌…Tゾーンはベタつき、Uゾーンや目元がカサつき部分によって皮脂量に大きな差がある肌
- 普通肌+乾燥肌…Uゾーンや目元・口元が乾燥しやすく、他の部分にテカリ等を感じない肌
これらはあくまでも一例ですが、混合肌の改善にはまず自分の肌質がどのような組み合わせなのか知る事が大切です。
また、皮脂は様々な要因で分泌量が変わるため、一概にもずっと混合肌になるとも限りません。
- 加齢
- 季節
- 気温
- 寝不足
- 生理前
このように、肌質に加えて体調や生活面など内的・外的要因も関係するため、こまめに今の肌の状態を観察し、常に顔の肌質ごとにスキンケアを行う事がベストなのです。
混合肌になる原因
カサつきとベタつきが出てしまう原因には、どのような事があるのでしょうか。
外的要因と内的要因に分けてご紹介していきます。
混合肌になる外的要因
◆混合肌の原因①:紫外線ダメージや季節・環境の影響

紫外線による肌ダメージが蓄積すると肌が乾燥する事が知られています。
そのため、混合肌の人はTゾーンとUゾーンの肌質の差が出てしまいます。
- Uゾーンの乾燥が悪化
- 皮脂の多いTゾーンは乾燥から守るため、更に皮脂を分泌
また、エアコンの普及から季節を問わず乾燥した環境にある他、季節によってテカリを感じる部分が多くなったり、カサカサしやすくなったりと肌質の差が大きくなる事もあります。
◆混合肌の原因②:間違ったスキンケア

混合肌にも脂性肌と乾燥肌の傾きがある事を前述しましたが、実は多くの場合は「乾燥肌」と言われています。
季節や年齢によっても気づかない内に乾燥肌になっている事があります。それなのに、
- 皮脂量が減っても油分の少ないサッパリタイプの化粧品を使用
- Tゾーンの脂っぽさを取り除こうと何度も洗顔する
- あぶらとり紙を頻繁に使用
- 保湿が不十分
このような、ベタついた部分をメインに考えたケアを続ける事で、Tゾーンは皮脂を過剰に分泌し、皮脂腺の少ない目元口元は乾燥し混合肌になるのです。
反対に、乾燥する部分に合わせたケアをしていて混合肌になるケースもあったりと、肌質の思い込みによる間違ったケアも混合肌になる原因となっています。
◆混合肌の原因③:喫煙や過度のアルコール摂取

喫煙やタバコの副流煙、過度のアルコール摂取は、内蔵機能の働きが悪くなるだけではなく、お肌への刺激となる要素です。
- 肝臓で代謝される脂質が肌に影響しベタつきの原因となる
- 活性酸素を大量に発生させ肌を酸化させる
- ニコチンによる血管の収縮で血流が悪くなり、ターンオーバーが正常に行われず、カサつきが起こる
直接的な影響はなくても、体の中から蝕まれ肌質の差が出てしまいます。
混合肌になる内的要因
◆混合肌の原因④:ストレス過多によるホルモンバランスの乱れ

正しくスキンケアや紫外線対策を行っていても、些細な事が原因で繊細な女性ホルモンのバランスが乱れると、混合肌になる事があります。
- ストレス
- 偏食
- 睡眠不足
これらは、活性酸素を大量に発生させることで血流が悪くなり、細胞の隅々まで栄養が行き届かなくなるため、肌のターンオーバーが正常に行われません。
また、自律神経やホルモンバランスを乱れさせ、乾燥とベタつきの肌質の差が出てしまうのです。
◆混合肌の原因⑤:代謝の衰えや乱れ

肌の代謝はターンオーバーとも言われる新陳代謝の事で、肌の保湿機能やバリア機能に大きく影響しています。
ターンオーバーサイクルは様々な要因で乱れ、衰えていきます。
- 加齢
- 生活習慣の乱れ
- ストレス
- 間違ったスキンケア
そのため、部分的に乾燥とオイリーが混在する混合肌の場合、これらの原因を改め、代謝を整える事でも肌質の差を均一にする事が出来ます。
混合肌によくある肌のトラブル
混合肌は特徴として、Tゾーン(おでこから鼻)とUゾーン(フェイスライン)にトラブルが起こります。
Tゾーンに出る肌トラブル

Tゾーンとは、額から鼻を繋いで「T字」になった部分を指しますが、一般的に皮脂分泌が盛んなゾーンです。
混合肌の方の多くは、このTゾーンの皮脂によるトラブルが生じやすいとされています。
- ベタつき
- テカリ
- 化粧崩れ
- 毛穴トラブル
- ニキビ
しかし、混合肌の場合皮脂の分泌は乾燥が原因のため、皮脂が気になるからといって、洗顔やスキンケアで皮脂を取りすぎてしまうケアをすると更に皮脂分泌が過剰になってしまいます。
Uゾーンに出る肌トラブル

Uゾーンとは、頬から顎を通り「U字」になる部分で、フェイスラインとも呼ばれており、一般的に皮脂分泌が少ない部分のため乾燥を感じやすいゾーンです。
混合肌の場合、このUゾーンが乾燥しやすい方は、意識して保湿をしないとどんどん乾燥が進んでしまう事があります。
乾燥によって肌のバリア機能が弱っている部分ですのでカサつき以外にもトラブルが出やすくなります。
- かゆみ
- 赤み
- 乾燥からくる吹き出物
また、紫外線のダメージを受けやすいためシミやフェイスラインのたるみといった肌老化も進行しやすくなります。
混合肌を改善して肌質を均一にするスキンケア方法
混合肌の人は、乾燥してる部分と脂っぽい部分がどこなのか正確に知り、季節や体調に合わせた臨機応変なケアをする事で改善につながります。
TゾーンやUゾーンに分けて、それぞれの部分に合ったケアをしてみましょう。
混合肌を改善するクレンジング・洗顔方法

どんな肌質にも言えますが、混合肌の場合もクレンジングや洗顔においての基本は清潔にする事です。
先述したように、混合肌の多くは肌の乾燥が原因となるケースが多いため、肌に刺激の少ないクレンジングや洗顔を選び、優しく汚れを落としていきましょう。
◆混合肌を改善するクレンジング方法
混合肌のクレンジングは、必要な皮脂まで奪ってしまうような刺激の強いオイルや拭き取りクレンジングは避け、肌に優しいクリームタイプやバームタイプを選びます。
- アイメイクやリップメイクをしっかりしている場合は、ポイントメイク専用リムーバーを使用します
- TゾーンからはじめUゾーンへ肌を擦らないようになじませながらメイクを浮かします
- できるだけ短時間で行います(1分~1分30秒以内が目安)
- 40℃程度のぬるま湯で20回程度を目安にしっかりとすすぎ、髪の生え際などのすすぎ残しに注意します
D.U.O(デュオ) クレンジングバーム

これ一つでクレンジング・洗顔・角質ケア・マッサージケア・トリートメントの5つのケアができるとして、大人気のクレンジングバームです。
バーム状ですが、体温でとろけて柔らかいクリーム状に変化し毛穴の奥の汚れまでしっかり落とし、肌を土台から立て直します。
◆混合肌を改善する洗顔方法
洗顔料もクレンジング剤と同じく肌に優しいものを選びましょう。
また、混合肌は可能であれば夜のW洗顔を控えると、肌の乾燥やベタつきをフラットにする事が出来るため、W洗顔不要のクレンジング剤をおすすめします。
また、洗顔時はTゾーンとUゾーンに分けて洗い方を変え、必要な潤いを奪い過ぎないようにしましょう。
- たっぷりのきめ細かい泡をたて、ゴシゴシ擦らず洗う
- Tゾーンから先に丁寧に洗い余分な皮脂をしっかり落とす
- Uゾーンなど乾燥を感じる部分には過度の洗顔を避ける
- 洗顔時間は2分以内に、30℃前後のぬるま湯で20回を目安にすすぐ
- タオルで押さえるように肌に残った水分を拭う
できるだけはやく保湿ケアを行うようにしましょう。
混合肌の改善にはまず保湿が大切!

混合肌の場合、テカリと乾燥を感じるパーツに分かれているためスキンケアを分ける必要もありますが、混合肌に限らずどんな肌質でも保湿はスキンケアの基本です。
洗顔後には、できるだけ早めに保湿ケアを行いましょう。
- 化粧水…水溶性の高保湿成分が配合されたもの
- 美容液…水溶性・油溶性両方の保湿成分が配合されたもの
- 保湿クリームや乳液…油溶性の高保湿成分が配合されたもの
クリームと乳液は主な働きは「肌に蓋をして水分を閉じ込める」役割のため、使い分けするのもポイントです。
おすすめの保湿成分
水溶性保湿成分 | 油溶性保湿成分 |
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混合肌を改善するにはカサつきとベタつきの部分に分けたスキンケアが重要!

肌質の組み合わせが様々な混合肌が一番悩むポイントとしては、ベタつきとカサつきの部分でどのような基礎化粧品を使い分けるかという事ではないでしょうか。
タイプ別の混合肌に分けてスキンケア方法をご紹介していきます!
◆混合肌の種類①:脂性肌(オイリー肌)+乾燥肌

- 化粧水を顔全体になじませて、整肌する
- 美容液も顔全体になじませて、乾燥する部分(Uゾーン)や目元・口元には重ね付けをする
- Tゾーンなどの皮脂の多い部分には油分の少ない乳液を伸ばす
- クリームは乾燥しやすい部分だけなじませる
◆混合肌の種類②:脂性肌(オイリー肌)+普通肌
- 化粧水を全体になじませて整肌する
- 美容液も顔全体になじませる
- クリームよりも乳液を使い、肌の水分が蒸発しないよう蓋をする
◆混合肌の種類③:普通肌+乾燥肌

- 顔全体に化粧水をなじませたあと、美容液も全体になじませる
- 乾燥を感じない部分との差を埋めるように、乾燥部分を中心に美容液を、重ね付けする
- 顔全体にクリームをなじませる
大きく分けて3つのパターンの混合肌ですが、あくまでこれは一例です。
また、混合肌は季節や体調、ホルモンバランスによっても肌質が変化しやすいため、日々「自分の肌は今どんな状態かな」と観察しながらスキンケアを行いましょう。
美容マスクやピーリングによるスペシャルケア

正反対の肌質が混在する混合肌は、スペシャルケアとして使う美容パックはどんなものを使用すれば良いか迷いますよね。
混合肌はスペシャルケアの場合も、顔の部分に分けて使えるパックやピーリング剤を選び、肌の調子を見ながらその時々に合ったものを使用すると良いでしょう。
- ベタつきが減りカサつきが気になりだしたら…保水力のある美容成分が配合されたもの(フェイスマスク等)
- Uゾーンのみ乾燥があるときは…油分が配合されたもの
- テカリが多い時は…汚れを落とすパック(洗い流すクレイパック等)
- Tゾーンや小鼻の毛穴が気になるときは…汚れを浮かせて落とすパック(炭酸パックやピーリング剤等)
- 長時間パックしない
- 剥がすタイプのパックは肌に刺激が強いため避ける
お肌に優しいピーリング剤について詳しくはこちら
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紫外線対策もしっかりと!

混合肌の乾燥部分とオイリーな部分はどちらとも紫外線の影響を受けやすい状態になっています。
- 乾燥部分…肌のバリア機能が低下している上に、紫外線の影響が原因で肌の水分が蒸発しやすくなる
- オイリー部分…Tゾーンは顔の中でも凸になる部分な為紫外線を浴びやすく、皮脂が酸化する事によって刺激物の過酸化脂質に変化する事が原因で、くすみや肌荒れなどのトラブルが起こる
特に紫外線を浴びやすい、頬骨やTゾーンは日焼け止めを重ね付けするなどの紫外線対策をしっかりと行いましょう。
混合肌が避けた方が良い成分

混合肌の多くは、肌の乾燥が原因で起こっているのでバリア機能が低下している場合があるため、化粧品を選ぶ際には刺激の少ないものを選ぶ必要があります。
そこで、化粧品に配合される成分の中でどんなものに気をつければ良いのかご紹介していきます。
- アルコール(エタノール)
揮発性が強く、肌の水分も一緒に蒸発してしまうため、乾燥肌や混合肌は避けた方が良い成分です。 - 石油系合成界面活性剤
乳化目的でほとんどの化粧品で使われています。
化粧品にしようされる界面活性剤は安全性が高いものが多く、さほど心配する必要はありませんが、稀に刺激を感じる方も居ます。 - PG(プロピレングリコール)
さっぱりとした使用感の保湿成分ですが、刺激性が強く、アレルギー反応を起こす場合があるため混合肌の方は避けた方が良い成分です。
Q&A:オイリーな部分に収れん化粧水を使っても大丈夫?

オイリーな部分だけであれば使用は基本OKです。
しかし、混合肌は乾燥肌や普通肌が混在しているわけですので注意が必要です。
- 乾燥部分にはつけないようにする
- 乾燥肌がベースの混合肌の場合は使用しない
また、収れん化粧水は有機酸かアルコール成分が配合されているものに分けられますが、混合肌の方は肌への刺激性を考慮してアルコールフリーのタイプを選ぶと安心です。
Q&A:混合肌はオールインワン化粧品は避けるべき?

オールインワン化粧品は基本的に、乾燥が気になる肌質向けの化粧品のため混合肌が使用する分には問題ありません。
しかし、顔のパーツに合わせたスキンケアという点では不十分な場合も多いのではないでしょうか。
そのため、混合肌の方がオールインワン化粧品を使用する場合は以下の点がポイントになります。
- 乾燥肌がベースの混合肌であること
- オールインワン化粧品は乾燥部分をメインで使用する
- 乾燥がひどい場合はクリームも併用する
- オイリー部分は別のスキンケアをする
混合肌の改善におすすめの化粧品
混合肌にも様々なタイプがあるため、大まかに3タイプの混合肌におすすめの化粧品をご紹介します。
◆混合肌タイプ①:脂性肌(オイリー肌)+乾燥肌
オルビスユー

オイリーな部分にもカサつきがちな部分にも、細胞レベルで潤いを与え、もちもちでハリのある肌へ導く大人気のオルビスユーです。
オイルフリーでありながら、潤い成分が肌にぐんぐん浸透し潤いを巡らせる独自処方「キーポリンブースター」を採用。
ベタつきが気になりがちな部分にもうるおいを与える事で、皮脂の過剰分泌を抑え、肌質の差を縮めてくれる事間違いなしのアイテムです。
◆混合肌タイプ②:脂性肌(オイリー肌)+普通肌
アクアフォース

ベタつきがちな混合肌に嬉しいオイルフリー処方でベタつかないのに肌をうるおいを満たすアクアフォースです。
独自成分「うるおいマグネットAQ」を配合で水分を引き寄せて抱え込み続けることで肌が整い、メイクのり、メイク崩れの気にならないお肌に!
◆混合肌タイプ③:乾燥肌+普通肌
エトヴォス モイスチャーライン

保湿力№1成分ヒト型セラミドを贅沢に高配合した、エトヴォスのモイスチャーラインです。
肌自らが潤いを保ち、育む事ができるため、乾燥肌がベースの混合肌の方には特におすすめしたいアイテムとなっています。
混合肌におすすめの美顔器
エステナードソニック ROSE

混合肌の方が美顔器を選ぶ際のポイントとして、微動調節機能の有無を確認しましょう。
微動調節機能搭載の美顔器で最も人気があるのが「エステナードソニック ROSE」です。
乾燥とオイリーな部分の両方を瞬時に判断して、潤いやマッサージのレベルを調整してくれるため、混合肌のケアをしっかりと行えます。
混合肌の肌悩みを解決するメイク方法
顔のパーツごとに肌質が違う混合肌にとって、メイク方法や崩れも悩みの種なのではないでしょうか。
混合肌にもテカリやカサつきの部位は人それぞれですので、メイクも人によって変わってきます。
そのため、ここからは混合肌がおさえるべき基本的なメイク方法をご紹介します。
TゾーンやUゾーンの悩みを分けて化粧下地を使いこなす!

メイクの仕上がりや、後の崩れを左右する化粧下地には様々な機能があります。
- 紫外線防止
- メイクそのものや花粉・ホコリ等の外部刺激から肌を守る
- 乾燥を防ぐ
- 皮脂を抑制
- 肌色や色ムラを補正
など、これらの機能下地を顔のパーツごとに塗り分ける事が、混合肌メイクの基本です。
- Tゾーン…皮脂抑制・メイク崩れ防止効果のある下地
- Uゾーン…乾燥防止・保湿力の高い下地
また、一つの下地でもTゾーンは薄く、Uゾーンはたっぷり塗るといった方法もあります。
肌のベタつきやカサつきの具合を日々観察して、自分の肌に合った使い方をする事で、次に重ねるファンデーションの仕上がりを高め、崩れを防ぐ事が出来ます。
混合肌にはパウダーファンデーションがおすすめ

ファンデーションにはクリームからパウダーまで、様々なテクスチャーがあるため、化粧下地と同様にパーツの悩みに合わせて使い分ける事も一つの手段です。
混合肌の方には、以下の点でパウダーファンデーションがおすすめです。
- クレンジング時間を短縮できる
- 肌への負担がかからない
また、パウダーファンデーションを使用してもTゾーンのテカリが気になるという場合には、ベタつきが気になる部分だけにフェイスパウダーを重ねてみましょう。
フェイスパウダーは皮脂や汗を吸着する働きがあるため、化粧崩れを予防する事が期待出来ます。
VINTORTE(ヴァントルテ) ミネラルシルクファンデーション

保湿効果の高いピュアシルク配合で乾燥を防ぎながら、テカリを防ぐ無添加処方の肌に優しいファンデーションです。
高いカバー力がありながらクレンジング不要なため、お肌への負担を最低限に留める事ができるため、パーツによってデリケートになりがちな混合肌にもおすすめの一品となっています。
化粧崩れを防ぐメイク方法について詳しくはこちら
混合肌改善の生活習慣
体調やホルモンバランスによっても変化しやすい混合肌は、スキンケアだけだはなく生活習慣を見直す事はとても大切な要素です。
空気の乾燥も混合肌のリスクに!加湿も忘れずに

年中エアコンが効いている部屋や冬場になると、特に空気が乾燥し、肌の水分も失われやすくなってしまいます。
肌がカサカサした部分は特に水分量が減っているので、空気の乾燥にも気をつけましょう。
人間にとって快適な湿度は40~60%ですが、エアコンをつけた部屋では20%を切ってる場合があります。
梅雨時期以外は加湿器等で部屋の湿度を保ち、混合肌の原因の一つでもある肌の乾燥を防ぎましょう。
良質な睡眠は美肌と混合肌改善の秘訣!

睡眠中に肌を含む全身の細胞が修復されていきます。
細胞の修復には成長ホルモンが分泌される、眠り始めの3時間を含め、合計で6時間必要とされています。
- 朝起きたら朝日を浴びる
- 寝る前のブルーライト等の強い明かりを避ける
- 最低6時間の睡眠時間を確保する
- 寝る前3時間は食事をしない
このような事に気をつける事で、良質な睡眠を得る事が出来ます。
良質な睡眠について詳しくはコチラ
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軽い運動で混合肌を改善する

肌に必要な酸素や栄養を送り届けている血液の流れを良くして肌の調子を整えましょう。
オススメの運動はウォーキングです。
始めは1日10分程度から始め、慣れてきたら時間を見つけて30分程度歩くと血行がよくなります。
逆に、激しい運動は活性酸素を増やす原因となりますのであくまで軽い運動がオススメです。
混合肌の改善にはストレスを溜めない事も大切

ストレスは女性ホルモンのバランスと密接な関係を持っているため、ストレスを溜め込む事が原因で混合肌になる場合があります。
また、普通肌や乾燥肌の方でも、生理周期によってプロゲステロンが優位に働く事で、皮脂分泌が促されるため混合肌になる事もあります。
趣味や軽い運動、ゆっくりお風呂に浸かるなど、自分に合ったストレス発散方法を見つける事も混合肌の対策の一つといえます。
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ぬるめのお湯にゆっくり浸かって混合肌を改善

運動と同じく入浴は、血流を良くして肌の調子を整えると同時に質のいい睡眠にも繋がります。
入浴はシャワーで済ませず、全身浴で38~40度のお湯に20分前後ゆっくり浸かって体の芯から温まりましょう。
半身浴ではなく、肩までしっかり浸かる事で以下のような効果が得られます。
- 浮力作用でリラックスできる
- 温熱・水圧作用により血行が促進される
中々ゆっくり浸かる時間が無い方も全身浴で10~15分程度浸かるだけでも効果があります。
肌の乾燥は混合肌を悪化させる原因の一つでもあるため、熱いお湯に長時間浸かっていた方は改めてみましょう。
食べた物が肌を作る!混合肌を改善する食生活

バランスの良い食事は美容と健康に欠かせない要素です。
その中でも混合肌の人は、βカロテン、ビタミンB、ビタミンC、亜鉛が不足しないように注意してみましょう。
βカロテン
体の中でビタミンAとして働き、皮膚や粘膜の潤いを保ち肌荒れや老化を防ぐ効果があります。
ビタミンB
ビタミンB群の中でも肌と関わりが深いのがビタミンB2とB6です。
B2とB6は健康な皮膚や髪の毛、粘膜を作り生成を促す働きがあり、皮脂の代謝をスムーズにします。
ビタミンC
強い抗酸化作用のあるビタミンCは、肌の酸化を防ぎ、紫外線への抵抗力をつけてくれます。
亜鉛
細胞の新陳代謝に欠かせないミネラルの亜鉛。不足すると乾燥して肌が荒れたり、髪が抜けたりします。
百害あって一利なし!混合肌改善にはまず禁煙から

タバコに含まれるニコチンには、血管を収縮させ血流を滞らせてしまう他、活性酸素を大量に発生させます。
これらが原因で、肌のターンオーバーが乱れ更に乾燥を招いてしまうのです。
混合肌の改善はもちろん、健康や老化予防のために喫煙しているという人は禁煙をしましょう。
まとめ

いかがでしたか??
乾燥か脂性か肌質の見極めが肝心な混合肌は、その原因と自分の肌質がどの組み合わせなのかが分かればお手入れ方法も変わってくることがわかりました。
部分ごとの肌質に合ったスキンケアと共に、内側からのケアで生活習慣ににも注意すると混合肌はぐんと改善されていきますよ。
正しいケアでトラブル知らずの美肌をGETしましょう!
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